近年、親族の葬儀に家族葬を選択される方が急増しております。家族葬は身近な親族が故人をゆっくり偲ぶことができたり、一般葬に比べて費用が削減できたりするなど多くのメリットがあります。そこで本記事では家族葬を行う際の注意点についてご紹介します。

家族葬を行う際の注意点は2つあります。
まず、家族葬であることを故人の知り合いにもしっかり伝え、参列者とそうでない者との線引きを行うことです。
家族葬の場合、一般葬と異なり、故人の知り合いであれば誰でも参加できるわけではありません。

しかし、だからと言って故人の訃報を喪主の決めた範囲の参列者にしか伝えないと、家族葬に呼ばれなかった方から、「なぜ亡くなったことを知らせてくれなかったのか」「最期のお別れをしたかった。このやり場のない気持ちをどうしてくれるのか」といった苦情が寄せられ、人間関係に角が立ってしまいます。

そこで、訃報を伝える者の範囲をしっかり線引きしましょう。

そして、葬儀の参列者として呼ばない方には、家族葬で執り行うことをあらかじめ伝えておきましょう。

二つ目は、一つ目に関連しますが、呼ばなかった参列者の方の対応や訃報の報告をしなかった方への対応をしっかりと行うということです。
報告をしなかった方へは喪中ハガキなどによって訃報をお知らせしましょう。

また、参列しなかった方の中にはお線香をあげにいらっしゃりたいという方も予測されますので、準備をしておきましょう。

また、お香典をいただく場合もありますので、香典返しも準備しておくと良いでしょう。

家族葬は一般葬と異なり、葬儀自体はこじんまりと行うことができる一方で故人が人脈の広い方ですと、葬儀後の参列者以外の方々への対応に追われてしまうこともございます。その点を留意し、葬儀の決定を行うことをお勧めします。

宗岡セレモニーは、埼玉県志木市に位置し、ご葬儀・お別れ式を執り行っております。
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