こんにちは。
宗岡セレモニーの金子です。
日も伸び、だいぶ暖かくもなってきたので外出される方が増えてきました。
この時期は、何をやるもの
今日は、「生前整理」についてお話していきたいと思います。
皆様、生前整理という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。
生前整理とは、生きているうちに自身の財産や持ち物を整理して、処分等して片付けることです。
よく、遺品整理とごちゃ混ぜになりやすいですが遺品整理は、死後亡くなった方の財産や持ち物を残された遺族がやることです。
生きているうちに、ご自身で決断して整理できるのが生前整理の大きなメリットです。
亡くなる前であれば、人に見られたく無い物や誰かに譲り渡すといったことができるのも、生前整理のメリットです。
では、どのようなことから生前整理を始めればいいのでしょうか。
まずは、「もの」の整理です。
具体的には、本やCD・DVD・日記・食器・カバンなどといった身近なものです。
ものは、年を重ねるにつれ増えていく傾向があります。
いつか着るかもしれない、いつか使うかもしれない。
そのようなことで、ものが増える方は多いと思います。
1番身近なであるからこそ、手がつけやすいので生前整理を始める際には、まず物からやるのをお勧めします。
次に、「財産」です。
不動産や株といった資産財産お持ちの方は、相続が発生します。
不動産の権利書や、株の預け先・取引している銀行の銀行口座などを事前に整理して、まとめておくと残された遺族のご負担の軽減になります。
最近は、「デジタル遺品」という言葉があります。
デジタル遺品とは、ネット銀行やクレジットカードなどのデジタル機器に登録保存されたデータ遺品のことです。
サブスクといった定額サービスや、クレジットカードの分割払いなど本人は知っていても家族までは知らないようなことも最近では多いとお聞きします。
また、そういったサービスには決まってIDとパスワードが必要となりそれを保存しているスマホにも最近はパスワードがかかっているため調べられないといったことも起きています。
デジタル遺品に関しては、ご存命でも認知症の発症により所在がわからなくなるケースもございます。
日頃から、どこに何があるかまとめる為にも、エンディングノートを活用してみませんか?
エンディングノートにまとめることで、今一度どこに何があり必要不必要な物がわかります。
それを、元に生前整理を始めるきっかけになると思います。
宗岡セレモニーでは、事前相談に来ていただいた方へエンディングノートをお配りしております。
ぜひ、お気軽にご相談下さい。