一般的な葬儀は、１日目に通夜式を行い、２日目に告別式と火葬を執り行うという流れで行われます。

しかし、一日葬は2日間かけることなく、1日で葬儀を済ませるという形式で行われます。

一日葬は比較的新しいスタイルの葬儀であり、参列する機会がなく、マナーがよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

ここでは、そんな一日葬の香典マナーについて、金額の相場や渡し方などを詳しく解説していきます。

一日葬とは

まず、そもそも一日葬とは何かを説明します。

一日葬とは、通夜式を省き、告別式と火葬のみ行うという葬儀のことをいいます。

2日間かけて行う葬儀に比べて、ご遺族の精神的負担も軽く済みます。

また、参列者が高齢である場合や、遠方から参列する方がいる場合には、一日葬は参列者の負担も軽減することができる形式の葬儀といえます。

しかし、通夜式を省略するというのは、新しいスタイルの葬儀になりますので、菩提寺や周囲の方の了承を得られない場合がありますので注意が必要です。

一日葬の香典の金額相場

一般的に、葬儀に参列する際には、香典を持参するのが基本です。

香典は、故人への感謝や遺族への気遣いを表すものであり、参列者が費用面での援助をするという意味合いがあります。

葬儀には多くの費用がかかるため、その費用の一部や故人へのお供え物のために充ててほしいという想いを込めて渡します。

一日葬の香典の金額相場は、一般葬の場合と同じでよいと言われています。

そのため、一般葬の場合と同じように、故人との関係が深いほど金額は高くなります。

例えば、親の場合には5～10万円、兄弟であれば3～5万円、親戚の場合には1万円程度が相場であるといえます。

身内の葬儀で香典を出すか、出さないかは、地域や家庭の慣習によって異なります。

また、香典の金額に関しても地域や家庭の慣習によって異なる場合もございます。

そのほか、職場の同僚や友人などの場合であれば、5,000円もしくは多くても1万円で問題ありません。

香典を渡す際の金額は、金額の数字や紙幣の枚数に偶数が入らないようにし、４・９といった不吉な数字も避けるようにしましょう。

一日葬の香典の渡し方のマナー

次に、香典の渡し方のマナーについて紹介します。

香典の渡し方についても、基本的には一般葬の場合と同様のマナーが当てはまります。

受付で袱紗から香典を取り出し、名前が相手に見えるように向きを変えて渡します。

その際には「この度はお悔やみ申し上げます。」と一言添えるのがマナーです。

特に一日葬の場合には、1日で葬儀を終わらせなくてはならないため、時間がタイトです。

手間取ることなくスマートに香典を渡せるよう、きちんと作法を覚えておきましょう。

一日葬は宗岡セレモニーにご相談ください

宗岡セレモニーは、多くの皆さまのご葬儀・お別れ式を執り行っております。

葬儀については、一日葬をはじめとする、一般葬や家族葬などのさまざまなご相談を承っております。

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