葬儀の形式として、「家族葬」を希望する人が増えつつあります。

しかし、一般葬に比べて、マナーに対する不安がある方も多いのではないでしょうか。

本稿では、家族葬のマナーの1つとして、弔電をお断りする際のマナーに焦点を当てて、分かりやすく解説していきます。

家族葬について

家族葬とは、多くの参列者にお越しいただく一般葬とは異なり、家族を中心に小規模で行う葬儀のことをいいます。

家族葬とは言っても、家族だけでなく、生前故人と親しくしていた友人や知人なども参列する場合があり、その人数はケースバイケースです。

家族葬で弔電をお断りする際のマナーとは

家族葬で、弔電をお断りする際のマナーについて解説します。

弔電とは、遺族に対して、お悔やみの気持ちを伝えるための電報のことをいいます。

葬儀に参列できなかった人のなかには、参列できない代わりに弔電を送りたいと考える方もいらっしゃるでしょう。

しかし、そのような場合であっても、弔電を辞退することは可能であり、それ自体は、何らマナー違反ではありません。

そうだとしても、弔意を示したいという方の気持ちを尊重し、できれば辞退しないことが望ましいといえます。

もし弔電をお断りする場合には、あらかじめ葬儀の日程や場所などを記載した案内文のなかで、「弔電などのご厚意は故人の希望により辞退申し上げます」などと記載しておくのがよいでしょう。

電話やメールで個別に連絡する場合であっても、「弔電は故人の遺志により勝手ながらご遠慮させていただきます」など、故人の希望であることを伝えるとともに、相手方への配慮を欠くことがないようにする必要があります。

家族葬に関することは、宗岡セレモニーにご相談ください

宗岡セレモニーは、皆さまのご葬儀・お別れ式を執り行っております。

葬儀については、家族葬をはじめとする、一般葬や一日葬などのさまざまなご相談を承っております。

家族葬で弔電を辞退する際のマナー等、葬儀に関するマナーでお困りの際には、弊社までお気軽にご相談ください。