直葬とは、火葬のみを執り行い葬ることをいいます。
直葬は多くの参列客を集めるお通夜や告別式・葬儀や、読経供養などの宗教儀式を行わずに、静かにご家族だけでお別れをするシンプルな葬送です。

直葬が近年増えている理由は、核家族が増えたことにより、多くの親族を集めるような式典を行わずに家族だけでしずかにお別れの時を過ごしたいという方もが増えたことや、宗教意識や伝統に縛られずに自分たちらしくお別れをしたいという方が増えたことにあります。

特に首都圏などでは、核家族の方が多いことや、菩提寺を持たない方が多いことなどの理由から、直葬を行わない方が増えていて、現在は葬儀全体の2割ほどが直葬と言われています。

直葬では、お通夜、葬儀、告別式がないため、ご遺族の方の肉体的・精神的負担が少ないのが特徴です。また、式典にかかる費用を抑えることができます。故人の方と家族だけのお別れの時間をもてるという点もメリットの一つです。もっとも、直送といっても、ご臨終後すぐに火葬場に直行するわけではありません。法律上、死亡後24時間が経過しなければ火葬できないことになっているため、葬儀社にご相談いただき、遺体を安置し、最後のお別れを過ごされるケースも多いです。

注意しておくのは、直葬をしたい場合は事前に菩提寺への確認または納骨先の確保の必要があることです。お通夜や葬儀を行わない直葬は仏教の一般的な葬送の流れとは異なるため、直葬でも納骨できるのかは確認・相談する必要があります。

市民葬委託葬儀社、宗岡セレモニー・志木斎場（旧宗岡セレモニーホール）では、埼玉県志木市、朝霞市、富士見市、和光市、新座市の地域の皆様からの葬儀に関するご相談を承っています。初回相談・初回電話相談は無料で、事前予約で休日・時間外も対応可能です。事前相談や、家族葬、一日葬など葬儀のことでお悩みの方はお気軽にご相談ください。